大腸がんを考える

大腸がんは、食生活の欧米化により増加傾向にあります。
以前は日本では少なかったのですが、近年急速に増加しています。
大腸の長さは1.5~1.7メートルもあり、結腸(上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)と直腸から成り立っています。大腸がんは、できる部位によって、大きく結腸がんと直腸がんの2つに分けられます。
癌の好発部位はS状結腸と直腸に多く見られます。大腸がんは、40歳ころから増えてきますが、30歳代や20歳代でかかるケースもたまにあります。
■大腸がんの症状
便通の異常。
血便(便に鮮血または黒色の血液が混じる)。
残便感
下痢と便秘の繰り返しなど排便時に気になることがある。
便が細くなる。
腹痛、腹部膨満感。
痛みを伴うしこり。
大腸がんに特徴的な症状はないため、他の状況によっても同じ症状がみられます。上記の症状がひとつでもみられた際には医師による診察をおすすめします。
血便や便通・便の変化などの症状は、日常生活にさし障るほど大きな変化ではないので、見逃してしまう人も少なくありません。
出血や便通異常が必ずしもがんとは限りませんが、大腸がんが急増している現在、決して他人ごとと油断はできません。
必ず一度は消化器科や肛門科などを受診して、がんとの鑑別をつけておきましょう。とくに、家族に大腸がんや大腸ポリープになった人がいる場合は考慮しましょう。
中でも血便の頻度が高く、これはがんの中心が潰瘍となり出血がおきるためです。痔と勘違いして受診が遅れることもありますので注意しましょう。
がんによる血便では肛門痛がなく、暗赤色の血液が便に混じったり、ときに黒い血塊が出るなどの特徴があります。

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