
人ぞれぞれに原因もことなり、症状も違います。
症状が苦しくなってくると、皆さん「便秘薬」を使っていませんか?
それは体のことを考えると良いとは言えないのです。
本来の体の機能を取り戻し、強制的に排出させるのではなく、自分
の力で出す…それが当然一番良いことなのです。
「便秘は万病の元」です。
便秘ぎみの内にちゃんと出る(出す)体を取り戻しましょう。
③便秘はどうすれば改善できるのか?
(ア) 食物繊維を多く摂りましょう。
食物繊維はさまざまな食品から…
ダイエットのために食事を極端に減らしたり、口当たりの良いものばかり食べていると、便の量が減って便秘を起こすことがあります。
便の量を適度に増やすためには食物繊維(腸の掃除役)をたっぷり含んだ食品と水分を適度にとるように心がけましょう。
便秘を防ぎ腸をきれいにする食物繊維たっぷりの食品は、野菜・芋類・海草・豆などです。
これらの食品は低カロリーのものが多いのでダイエットにも有効です。
食物繊維の多い食品は多岐にわたり、それぞれ繊維以外の栄養素が違います。
一つの食品を大量に食べるより、さまざまな食品から取ることを心がけると、食事全体のバランスも良くなります。
(イ) 水分を多く摂りましょう。
水分不足で便は硬くなります。
便秘解消には水分補給か欠かせません水太りを心配して水分をひかえてばかりいると、便秘になってしまいます。
体内でいらなくなった水分は尿としてだけでなく便にも含まれて排出されます。
食物繊維とともに水分をたっぷりとっていると、食物繊維が水分を含み、スムーズに排便できるやわらかい便になります。
1日に必要な水分量は、1.5リットル程度ですが、暑い時期、運動後などは、もっと必要になることもあります。
こまめに水を飲むようにしたり、食事のときにも水分の多い、みそ汁やスープ類などをメニユに加えるようにしましましょう。
特に気をつけたいのは、ジュースや清涼飲料水を水かわりに飲む習慣です。
適度な飲用はかまいませんが、糖度が高く、エネルギー量の高いものが多いので、大容量のペットボトル入のものを常用している人は飲み過ぎに注意しましょう。
(ウ) 適度な運動を心掛けましょう。
排便するときは、腹筋の働きでお腹に力を入れ腸を圧迫し、便がスムースに出るように押し出します。
腹筋の力が低下すると、この「腸を押す力」も弱くなり便がスムーズに出なくなり便秘しやすくなります。
また、腹筋の力が低下すると、大腸は本来ある位置から下がり気味になります。
大腸が垂れ下がって「大腸下垂」の状態になると、腸の働きを弱める原因となり、いっそう便秘を助長します。
また、年をとるにつれ、筋力が低下していくのは生理的な変化といえますが、これに拍車をかけるのが「運動不足」です。
コンスタントに腹筋力アップの運動を続けることが大事です。
○ エレベーターやエスカレーターを避けたり、一駅歩くなど、量を増やす
○ 腹筋力アップの体操を続ける
無理は禁物、急激な運動はかえって健康を損ないます。継続が大事です。
(エ) 便意をガマンしない。。
便が出口近まで送り出されてきているのに、あと一歩のところで出ない。
若い女性に増えてきている直腸性便秘は「便意を無視する習慣」がつくる便秘で、直腸性便秘のパターンです。
したいのにがまん、便秘薬・浣腸の乱用・・などがきっかけに便が直腸のところまで下りてきているのに、なぜ出にくいかというと、腸の神経が鈍くなっているから直腸に便が送り込まれても便意をなかなか感じることができず、直腸のすぐ上の結陽も便を押し出そうするぜん動運動を始めてくれないのです。
長い間たまっている便は、水分が吸収され、硬くなっていきます。
コチコチの便がふたをした状態になってしまい、腹庄をかけ、やっとしぼり出すそんな状態になりがちです。
直腸の神経を鈍くしてしまう原因は、ずばり、あなた自身のこれまでの生活の中にあります。
便意あるのに、朝トイレに行く時間がなかったりして、排便をがまんすることが多かったのではないでしょぅか。
あるいは、便秘解消のために便秘薬や浣腸を繰り返してはいなかったでしょうか。
直腸に強い刺激を与え続けていると、少々の刺激では直腸の神経が反応しなくなります。
(オ) ストレスに気をつけましょう。
ストレスの感じ方は人それぞれ違いますが、毎日の生活で知らず知らずに積み重なったストレスによって突然体に変調を来すことがあります。
日頃のストレス対策は健康な心と体・きれいな腸をつくるためにとくに大きな意味をもっています。
ストレスに負けないためには「暮らし方」「考え方」を少し変えてみることです。そうすればストレスと上手につきあう方法が見つかります。
心とからだは切り離せないものです。忙しい仕事で疲労がたまっていたり、不規則な生活で自律神経の働きが乱れていたりすると、同じような出来事でも、強いストレスと感じることがあります。
日頃から、ストレスに耐えるだけの「気力・体力」を養っておくことは基本的な対策法です。
また、会社や学校での心配事、イヤだったことを、家に帰ってからも思い起こして、クヨクヨしたりしていないでしょうか。
自分ではどうにもならない悩みは「あるがままに受け入れる。」「事実は事実としてとらえ、それ以上、踏み込まない。」
そんな考え方もストレスに対処するコツのひとつでしょう。
(カ) 便秘解消の一番は…「腸内善玉菌」を増やすこと。
口から入った食べ物は、食道・胃・腸を通り、最終的に便として出て行きます。体の中に食べ物が入ると、食道から胃へ、胃から腸へそれぞれの場所でそれぞれの役割を果たしながら、次へ次へと送り出されているわけです。
この体の中で食べ物を送り出していく蠕動運動(ぜんどううんどう)があるからこそ、口から取り入れた食べ物が体の中で溜まらず、便として外に排泄されていくわけです。
この蠕動運動(ぜんどううんどう)のポイントとなるのが腸内の善玉菌です。
私たちの腸の中には100種100兆個もの大量の腸内細菌が食べ物のカスや老廃物などを発酵・腐敗させながら繁殖しています。
乳酸菌などの善玉菌と呼ばれる腸内細菌は、腸内で乳酸や酢酸を生成し腸内を酸性に保ちます。
この酸の刺激は腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を活発にする効果があり、排便がスムーズになりきれいな腸を保つことを助けると言われています。
したがって、腸内の善玉菌が増えると、口から入った食べ物を、腸の中で便として送り出す動運動(ぜんどううんどう)が活発になりますので、腸内の善玉菌を増やすことが便秘を解消するためのポイントです。